自立生活センター・いこらー公開セミナーvol

『障害者差別解消法を語ろう!!』

〜 障害当事者からの発信:共に生きる共生社会を目指して〜

日時:2016年3月5日(土)13:30〜16:30
場所:岸和田市立浪切ホール特別会議室

障害を理由とする差別の解消を推進することにより、すべての国民が障害の有無により分け隔てられることなく、
相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指す「障害者差別解消法」が20164月に施行されます。

同法や条例には「国の行政機関・地方公共団体等の法的義務化」と「民間事業者の努力義務化」があり、
「不当な差別事案」と「合理的配慮の不提供事案」の切り分けが難しい問題など多数含まれております。
それらの問題について、私たち一人ひとりが障害者の差別を社会から無くすために考え、行動するためのセミナーを開催するに至りました。

当日は晴れなやか初春の青空と暖かな気温に恵まれました。来場者は120名を超え、当初予定していた資料が
不足してしまい、手渡すことが出来なかった来場された数名の方には本当にご迷惑をおかけしました。
DPI日本会議副議長の尾上浩二さんによる、障害者差別解消法の「不当な別的取扱い」「合理的配慮」などを
具体的な事例も交えたお話はとても分かりやすく、理解と共感をし易い講演となりました。

パネルディスカッションでは、大阪体育大学教授の大谷悟さんのアンケート調査の分析化結果の解説では、
10年以上前の結果とさして変わらない障害者が置かれている日常生活部面が多々ある事が説明されました。
また、浅野壽一さんや足立誠さん、いこらー代表の東谷による、さまざまな障害者の立場からの差別や
不当な対応などのお話を具体的に説明されました。

セミナー終了後にはいこらー事務所で打ち上げ。お鍋は塩もつとキムチチゲの二種類と定番のBBQで、
ささやかながらの交流をすることが出来ました。

2016
年度も障害者差別解消法施行による、障害者の保育や教育、就労問題などセミナーを
開催する予定ですので、これからもよろしくお願いします。



いこらー公開セミナー「障害者差別解消法を語ろう!」始まります!
今回も司会は、喜多田事務局長です。

来賓あいさつ

岸和田市保健福祉部障害者支援課 上田課長

ありがとうございます。

第一部 講師 尾上浩二さん

DPI日本会議副議長
内閣府障害者制度改革担当室政策企画調査官)
大盛況、120名を超える参加者がありました。

感謝です。

第二部

パネルディスカッション

〜障害当事者の事例をもとに〜

コーディネーターは、大谷 悟さん(大阪体育大学教授:写真右)

パネリスト(写真左から)

自立生活センター・ナビ 足立誠さん 

自立生活センター・いこらー 東谷太

NPO法人あいむ 浅野壽一さん 

NPO法人あいむ 浅野壽一さん 
自立生活センター・いこらー 東谷太
自立生活センター・ナビ 足立誠さん
コーディネーターの大谷 悟さん(大阪体育大学教授)
第一部講師の尾上さんも、コメンテーターとして参加。
みなさん熱心に聞いておられました。
受付けの様子。
今回も手話通訳の方にお手伝いいただきました。

手前のスクリーンでは要約筆記を掲示しました。
パソコン要約筆記を入力してくれている二人。
交流会は、いつものように いこらー事務所でBBQ
講師の尾上さんも参加していただき大いに盛り上がりました!
交流会のようす。
今回は、鶏肉も焼きました。
浅野さんや大谷さんも参加してくださいました。